拡張子と隠しファイルを表示する

拡張子などの表示の必要性

Windows の標準状態では、エクスプローラーにおいてファイルの拡張子や隠しファイルは表示されない設定になっています。

誤って拡張子を書き換えてしまうとファイルを使えなくしてしまうかもしれませんし、うっかり隠しファイルを扱ってしまうとシステムを破壊してしまうかもしれません。なのでこれは一般的な方を対象とした安全策としては1つの有効手かもしれません。

しかしソフトウェアの開発を行う際には、これらの制限があるととてもやり辛くなります。普段から拡張子が何であるかといった事や隠しファイルの有無などを把握しておく必要もありますし、拡張子を書き換える事も良く行う事になるからです。

ですので今回は、エクスプローラーでファイルの拡張子と隠しファイルを表示するようにする為の設定方法を御説明します。これからソフトウェア開発 (プログラミング) をやろうと考えておられる方は、まず最初にこの設定を行っておかれる事をお勧めします。

隠しファイルの表示設定

まず、Windows のスタートボタン横にある『ここに入力して検索』と書かれた場所に『 control 』と打ち込んで、出てきた『コントロールパネル』をクリックします。

コントロールパネルが起動します。

標準ではコントロールパネルの表示方法が『カテゴリ』になっていますが、その部分をクリックし、

出たメニューから『小さいアイコン』を選ぶと、小さいアイコン表示になって表示項目が増えます。

階層を辿らずに直接必要な項目を実行できるので、この状態にしておくのが便利かと思います。

コントロールパネルから『エクスプローラーのオプション』をクリックします。

エクスプローラーのオプション設定画面が開きます。

タブの『表示』タブをクリックして、表示の設定ページを開きます。

詳細設定の『ファイルとフォルダーの表示』の選択肢『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』のラジオボタンをクリックして選択します。

拡張子の表示設定

続けて『登録されている拡張子は表示しない』のチェックを外します。

ここまで終わったら『 OK 』を押してウィンドウを閉じます。

以上で設定は完了です。

フォルダを表示すると拡張子や隠しファイルが表示されているはずです。

Windows 11 の場合

上記では Windows 10 における手順を説明しましたが、Windows 11 の方の為に補足を書いておきます。

Windows 11 の場合、まずスタートメニューから『すべてのアプリ』をクリックします。

すべてのアプリのメニューが表示されるので『 Windows ツール』をクリックします。

Windows ツールの画面が開くので『コントロール パネル』をクリックします。

コントロールパネルが開くので『エクスプローラーのオプション』をクリックします。

エクスプローラーのオプション画面が開きます。

上部のタブから『表示』をクリックします。

あとは Windows 10 と同じ流れになりますが、一応もう少し書いておきます。

詳細設定のファイルとフォルダーの表示で『隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する』を選択します。

続けて『登録されている拡張子は表示しない』のチェックを外します。

そのまま『 OK 』ボタンを押して確定させます。

以上、Windows 11 の場合の手順でした。

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