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⚒️クリゼミ誕生の物語

クリゼミ(クリエイティング・ゼミナール)は、偶然の出会いから生まれました。

2001年、もう秋が過ぎそろそろ冬に入ろうという頃、当時大学生でゲーム制作記事の連載をしていた私のもとに、近所に住む高校生Kさんのお母さまから「娘にパソコンを教えてほしい」という依頼がありました。引っ越しまでの数か月間、WordやExcelなど社会に出て役立つことを教えてほしい、という内容でした。

私はこう提案しました。「本当にパソコンに詳しくなれば、WordやExcelは自然に使えるようになります。パソコンを自在に扱えるということは、プログラムを書いて“自分のやりたいことを何でもパソコンにやらせられる”ということです。ゲーム制作の中でもWordやExcelは使います。だから、ゲーム制作を教えたいのですが、いかがでしょうか?」

その提案を受け入れていただき、パソコンを持っていなかったKさんと一緒に購入に行き、私が当時使っていたプログラミング環境『Borland Delphi』も揃えてもらいました。

当時から私の口癖は「ゲームを作るということは、世界を創るということ」でした。プログラムを書くことだけが目的ではありません。世界を形づくる総合的な創作です。

そうして始まった“クリエイティング・ゼミナール”。長いので自然と「クリゼミ」と呼ぶようになりました。

💻初めての生徒と、気づいたこと

パソコンの起動方法から教え始めて3か月。Kさんはゲーム制作をとても楽しみ、プログラミングの基礎もどんどん理解していきました。そして私の「とにかく何でもいいから作品を仕上げて公開してみなさい」というアドバイス通り、オリジナルゲームを完成させ、インターネット上に公開しました。

そして翌月、その作品が雑誌で紹介されたのです。Kさんも、お母さまも、とても喜んでくださいました。

パソコンに慣れるにつれ、WordやExcelも自然と使いこなすようになっていました。短い期間でしたが、しっかりとした“パソコン使い”に育てられたのではないかと感じています。

そして、教えている私自身も驚くほど楽しかったのです。「なぜこんなに楽しいのか?」考えてみると、それは“自分が心から大好きなことの楽しさを伝える時間”だったからでした。

💎“勉強は嫌い”だった私が学び続けられた理由

Kさんは元々数学が得意ではありませんでしたが、ゲーム制作を通じてその数学を驚くほど理解してくれました。

その姿を見て、私は自分の過去を思い返しました。私は学校の勉強が大嫌いでした。でも、小学生の頃から英語を学び、中学生の頃には高校数学の本を読み漁っていました。勉強は嫌いなのに、学ぶことは楽しかったのです。

理由はひとつ。「ゲームを作るため」だったから。

私にとってゲーム制作は“遊び”でした。プログラミングも“遊び”でした。スポーツが好きな人が難しい技術を自然と練習するように、私にとって学びはすべてゲーム制作の延長線上にありました。

そこで気づきました。

「本来は楽しいはずの学びが、学校では“勉強”という別のものに変わってしまっているのでは?」

🧭クリゼミの基本方針

この気づきから、私は決めました。

ゲーム制作に必要な視点から、実際にゲームを作りながら、いろんな知識を積み上げていく講座を作ろう。「ゲームが作りたい」という気持ちを原動力に、「ゲームを作るのに必要なすべて」を楽しく学べる場を作ろう。

こうして、クリゼミの基本方針が固まりました。

「やらされる勉強」は苦痛だけど、「やりたいことのための学び」最高のエンターテインメント

今でも生徒さんにはいつもこう伝えています。

「楽しんでいきましょう。」

私にとってプログラミングは、どこまでいっても“遊び”です。大好きだから続けている。それだけです。

クリゼミは、そんな「楽しい学び」の魔法を、あなたにも届けます。

さあ、一緒に冒険を始めましょう!