GIMPのインストール

GIMPの概要

『 GIMP 』(ギンプ) は元々アメリカのプログラマー Spencer Kimball 氏と Peter Mattis 氏によって開発され、1996年 から公開されているラスターグラフィックスエディタ (通称:ペイントソフト) の1つです。

GIMP は GNU Image Manipulation Program の略で、オープンソースソフトウェアとして GNU GPL の下で配布されています。

とても多機能な画像ツールで、無料のソフトウェアで画像処理を行おうという際にはまず真っ先に候補にあがるソフトウェアの1つです。このブログで使用している色々な画像も、基本的には全て GIMP を使って編集しています。

プログラミング的な視点から見ると、ウィジェット・ツールキット (GUIツールキット) の代表格の1つで様々なソフトウェアで使用されている GTK は元々 GIMP ToolKit の略であり、Motif の代替として GIMP の為に設計・開発されたものだったりもします。

今回はこの GIMP のインストールを行っていきたいと思います。

GIMP のダウンロード

GIMP の公式ウェブページ

を開きます。

『 DOWNLOAD 1.20.32 』と書かれたボタンをクリックします。(バージョン番号は変わっている可能性があります。)

GIMP - Downloads というページが開きますので、下方にスクロールします。

『 Download GIMP 2.10.32 directly 』と書かれたリンクをクリックします。

GIMP のインストール

『 gimp-2.10.32-setup-1.exe 』というファイルがダウンロードされるので、ダブルクリックして実行します。

インストールモードの選択 画面が出るので『すべてのユーザー用にインストール (推奨) 』を押します。

(共用のパソコンなどで自分だけにインストールしたい特別な理由がある場合のみ、『現在のユーザー用にインストール』を選ぶと良いでしょう。)

ユーザーアカウント制御の画面が表示されます。

インストーラーが GIMP をインストールする事を許可するために『はい』を押します。

セットアップに使用する言語の選択 画面が出るので『日本語』が選択されていることを確認し『 OK 』を押します。

GIMP セットアップ の画面が開くので『インストール』ボタンを押して進めます。

インストール状況のプログレスバーが表示され、インストールが進んでいきます。

少し時間がかかりますので、そのまま触らずに待ちましょう。

GIMP セット アップウィザードの完了 と表示されるので『完了』ボタンを押すとウィンドウが閉じます。

デスクトップにショートカットを作成する

以上で GIMP のインストールは完了ですが、普段すぐ使えるようにデスクトップにショートカットを作成しておきましょう。

Windows のスタートメニューで GIMP を右クリックして出たメニューから『詳細』⇒『ファイルの場所を開く』を実行します。

Windows 10 の場合は『その他』⇒『ファイルの場所を開く』になります。

スタートメニューの実体となっているフォルダーが開くので、『 GIMP 2.10.32 』を選択した状態で右クリックして出たメニューから『コピー』を実行します。

デスクトップの空いているところで右クリックして出たメニューから『貼り付け』を実行します。

これでデスクトップに『 GIMP 2.10.32 』というショートカットが作成できました。

私は、デスクトップのショートカットは見やすいようにバージョン番号を消した『 GIMP 』だけに名前を変更しています。

以上でインストールは完了です。お疲れさまでした!

おまけ:GIMPの公式リポジトリ

GIMP の公式リポジトリは GNOME の GitLab (ギットラブ) サイトの中にあります。

またこちらのページにアクセスすると、バージョンが階層化された一覧から辿ってダウンロードすることが可能です。

初期のものから歴代のバージョンがソースコードも含めて置いてあるので、実験的に過去の特定のバージョンを探している場合などにも便利です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です