舎弟(Shatei)のインストール
舎弟(Shatei)は、Radeon RX580しか挿さっていない第四世代Core i5など、かなり旧世代のパソコンでも 自分が行っている作業を止めずに(パソコンが固まるなどという事も無く)使えるように設計された、 『超軽量』完全ローカル動作の自律型AIアシスタントです。
動画編集中でも、ビデオ通話中でも、更には3Dゲーム中までも…起動しておけば裏で作業を黙々と続けてくれる、 固まること知らずな魅力いっぱいの『ド』級で超軽量なローカル稼働AIちゃんなのです。
自律型と言っても最近話題の『なんでも勝手にやっちゃう』AIではありません。 舎弟という名に恥じず、指示に従って、言われたファイルだけを黙々と作って、出来た時だけ報告してくる… という、とても礼儀正しい信頼できる性格を持ちます。
ウェブ用のHTMLファイルを作成したり、ゲームのプログラムを作成したり、はたまた小説を書くなども、 テキストファイル形式で生成する仕事なら大抵の事はやってもらう事が可能です。
舎弟(Shatei)のダウンロード
舎弟(Shatei)の公式リリースページ
にアクセスし、『Download Now』と書かれたボタンを押します。
『Download 'Shatei (Apprentice)'』というオーバーレイが表示されるので 『No thanks, just take me to the downloads』と書かれたリンクをクリックします。
もちろん、このアプリに価値を感じるのであれば下のサポート欄から幾何かの寄付を行う事が可能です。 といってもまずは使ってみないと何も判らないでしょうから、今回はこのまま先に進みましょう。
『Download "Shatei(Apprentice)』という画面に移りますので、『Download』と書かれたボタンをクリックします。
『shate001.zip』のダウンロードが始まります。(バージョン番号は時期によって変わっている可能性があります。)
舎弟(Shatei)のインストール
ダウンロードが完了したら、保存されたフォルダを開きましょう。
『shate001.zip』を7-Zipなどのツールを使って、新しいフォルダを作成して解凍します。
作成されたフォルダの名前(7-Zipを使用した場合は『shate001』など)を『shatei』に変更します。
出来上がった『shatei』フォルダを切り取ります。
切り取ったフォルダを『D:\apps』フォルダ(無ければ作成してください)の中に貼り付けます。
基本的にどこのフォルダの中でも大丈夫ですが、この記事の通りに進める場合は、フォルダを揃えて頂くと理解し易いと思います。
貼り付けた『shatei』フォルダを開き、中にある舎弟の設定ファイル『config.json』をメモ帳で開きます。
『executable_path』という項目を、自分のパソコンにおけるOllamaの実行ファイル『ollama.exe』のフルパスに書き換えます。 (フォルダの区切り文字『\』は2文字重ねて書く必要があります。)
Ollamaのインストールがまだの方は、まずこちらからOllamaをインストールされてください。
こちらの通りにインストールした場合、書くべきパスは『D:\\apps\\ollama\\ollama.exe』となるはずです。
書き換えが完了したら、ウィンドウの『×』ボタンでメモ帳を閉じましょう。
舎弟(Shatei)の起動テスト
最低限の準備は完了ですので、さっそく同じフォルダにある『shatei.exe』を実行してみましょう。
無事に実行できれば、舎弟のウィンドウが開くはずです。
今の段階で無事にこのウィンドウが表示された方は、次の『マルウェア誤検知の対策』は飛び越して、 その先の『舎弟の終了方法』から引き続き作業を続けられてください。
マルウェア誤検知の対策
舎弟は大抵の環境においては普通に起動するように作られていますので、 もし正常に起動できなかった場合、ほぼほぼ原因はWindowsセキュリティ(Microsoft Defender)による誤検知で マルウェアとして実行を遮断されている事が原因だと思われます。
ちなみにこれは『Trojan:Win64/Nuitka!MTB』というマルウェアとして誤検知されるもので、 Nuitkaという開発ツールで作ったものは高確率でこれに当たる…という、誤検知の高さで有名なものの1つです。 (舎弟はPython+Nuitkaという組み合わせで開発されています。)
MTBは『Microsoft Threat Behavior (マイクロソフトの脅威挙動)』の略で、 これはAIによる『中身は見てないけど、Nuitkaの動かし方が気に入らない』っていう感じの思考停止の判定らしいのです。
凄く迷惑な話ですが、Windowsがマイクロソフトのものである限り、確実に自動で逆らえる術はありません。
ということで無事に舎弟が起動するように、舎弟に関する防御を無効化する設定を行いましょう。
タスクトレイにある『🛡』(盾)のマークのアイコンをダブルクリックします。
『セキュリティの概要』ウィンドウが開くので、左部タブから『ウィルスと脅威の防止』を開きます。
『ウィルスと脅威の防止』画面が開くので、その中にある『保護の履歴』と書かれたリンクをクリックします。
『保護の履歴』画面が開き、そこに『脅威がブロックされました』という、いま実行した日時の項目が表示されているはずです。これをクリックします。
ユーザーアカウント制御の確認が出るので、『はい』を押してWindowsセキュリティに保護の履歴にアクセスする許可を与えます。
詳細が表示されます。『shatei_master.dll』という実行ファイルが、 確かに『Trojan:Win64/Nuitka!MTB』として検出されたという事が見て取れるかと思います。 このファイルは舎弟のコアとなる実行ファイルなので、これが止められたのでは動く訳がありません。
『操作∨』と書かれたボタンをクリックすると、下にドロップダウンで『許可』と出るので、それをクリックします。
このファイルがWindows上で実行される事を許可する為の、ユーザーアカウント制御の確認が出るので『はい』を押して許可を与えます。
詳細部分に表示されていた『操作』というボタンが消えれば、実行許可は完了しているはずです。
さっそく『shatei.exe』を今一度ダブルクリックして実行してみましょう。
無事に『舎弟』が起動し、メインウィンドウが開きました。
舎弟の終了方法
舎弟の設定ファイル『config.json』にollama.exeのパスを正しく設定していれば、 舎弟が起動すると同時に自動でOllamaが起動し、そのコンソールウィンドウも表示されているはずです。 起動されていることを確認しておきましょう。
舎弟(Shatei)を終了させるにはタスクトレイのアイコンを右クリックし、 表示されたメニューから『Go home, Shatei.』をクリックします。
Ollamaのウィンドウは『Ctrl』+『C』キーを押すと、ウィンドウが消えて終了するはずです。
以上で、舎弟のダウンロードとインストールは完了です。
お疲れ様でした!
(2026/04/03)
